もくじ
■1.アクセス漢字語彙力判定テストって何?
■2.どの級から受験するといいの?
■3.どんなことが出題されるの?
■4.どんな勉強をしておくといいの?
■5.どのくらい得点すると合格できるの?
■6.ふだんの勉強にどんなふうに役立つの?
■7.アクセス漢字語彙力判定テストにチャレンジ!(レベルF・C・A 一部抜粋)
■1.漢字語彙力判定テストって?
Q
「漢字語彙力判定テスト」というテストがあることは知っているんですが、いったい、どんなテストなんですか?
A
「漢字語彙力判定テスト」は、自分の漢字や言葉の力(語彙力)がどのくらいになったのかをはかるための検定テストです。4年生以上の漢字や言葉の学習で、レベルに応じて6段階のテストがあります。また、最難関「レベルA」を取得した生徒は、言語運用力を試す「レベルS」の受験資格があたえられます。
「アクセス漢字語彙力判定テスト」は、前の学年の知識もふまえた問題作りになっています。
4年生なら、3年生の漢字も出題されます。つまり、「そこまでの勉強がきちんとできたかな?」ということを確かめる問題になっているのです。
また、勉強の努力が実ってテストに合格すると、「認定証」が発行されます。レベルごとに「認定証」がありますから、レベルFから順番に合格していくと、7枚の「認定証」がもらえることになります。
■2.どの級から受験するといいの?
Q
勉強はいっしょうけんめいやっていますが、いまひとつ自信が持てません。どのレベルからチャレンジしていくのがいいのですか?
A
いちばんいいのは、今の自分の学年の漢字に挑戦することですね。二つの級をダブル受験もできます。自信がもてないなら、一つ下のレベルといっしょに受けてみることをおすすめします。
また、確認テストでいつも40点以上がとれているのなら、一つ上のレベルをいっしょに受けてみるのもいいですね。一つ上のレベルをねらって、「落ちる」そして「くやしさ」を感じる、というのも受験をしていく人には大切なことです。
□受験のめやす
くわしくは先生に相談してみよう
○レベルF 4年生におすすめ。
三年生から四年生の漢字の出題を中心に、漢字を学ぶ姿勢や理解をするための知識を中心に出題してあります。
○レベルE 4年修了レベル。
5年生が基礎の復習をするのにも使えます。4年生までに学んだ漢字や言葉を理解したうえで、応用できる力をはかります。
◎レベルD 五年生におすすめ。
3・4・5年生の漢字の出題を中心に、はば広い言葉の知識を身につけるための入門編です。ステップアップを図る4年生がチャレンジするのもいいかも。
◎レベルC 五年生修了レベル。
5年生までに学んだことを基本に、言葉の運用力をはかります。6年生の、受験のための基礎復習にも使えます。
●レベルB 六年生応用力レベル。
6年生で習得する漢字の半分を出題します。そのほか、読解にかかわっていく重要語などの理解度をはかります。
●レベルA 中学入試受験レベル。
小学校で学ぶ全漢字が出題範囲です。語彙の問題は、中学入試レベルのチャレンジ問題。なかなかの難関です。
★レベルS 中学入試難関問題レベル
レベルA取得者のみが受験ができるレベルです。基礎知識の確認をはかるテスト1と、国語辞典や漢字辞典を持ち込んで、読解のための調査・応用力をはかるテスト2からなる試験です。
■3.どんなことが出題されるの?
Q アクセス漢字語彙力判定テストには、どんな問題が出題されるんですか?
A 出題される内容をあらかじめ知っておくことはとても大切です。
○レベルF レベルE
漢字の書き取り、漢字の読み、
部首・六書、筆順・画数、送りがな、同音異義語・同訓異字、反対語、
『言葉力1100』レベルの語句 ほか
◎レベルD レベルC
漢字の書き取り、漢字の読み、
部首・六書、熟語の構成、同音異義語・同訓異字、対義語・類義語、四字熟語、
『言葉力1200』レベルの語句 ほか
●レベルB レベルA
漢字の書き取り、漢字の読み、様々な熟語、
同音異義語・同訓異字、 対義語・類義語、四字熟語、漢語・和語・外来語、
『言葉力1200』『言葉力ドリル』レベルの語句 ほか
★レベルS
漢字の書き取り、漢字の読み、様々な熟語、
説明記述・誤文訂正・辞書検索 ほか
■4.どんな勉強をしておくといいの?
Q
アクセス漢字語彙力判定テストを受検しようと思いますが、どんな準備をしたらいいんですか?
A
じつは特別な準備は必要ありません。
アクセス漢字語彙力判定テストは「復習テスト」なので、日ごろ、アクセス漢字学習シートをきちんと調べたり、国語テキストを復習したりすることが対策になります。
◆学習のポイント
○レベルF レベルE
漢字の書き取りや漢字の読みは、3年生までの漢字に加えて、それぞれのレベルの漢字を漢字学習シートやテキストの書きとり問題で勉強しておきましょう。
漢字以外の問題は、
「部首」(参考:漢字学習シート、4年第5回)、
「六書」(参考:漢字学習シート、4年第21回)、
「筆順・画数」(参考:漢字学習シート、4年第7回)、
「送りがな」(参考:漢字学習シート、4年第8回)、
「同音異義語・同訓異字」(参考:漢字学習シート)、
「反対語」(参考:4年第13回)
「言葉の問題」(参考:『言葉力1100』)
などを参照できます。
◎レベルD レベルC
漢字の書き取りや漢字の読みは、4年生までの漢字に加えて、それぞれのレベルの漢字をテキストの書きとり問題で勉強しておきましょう。
漢字以外の問題では、
「部首・六書」(参考:5年第1回・21回)、
「熟語の構成」(参考:5年第2回・22回)、
「同音異義語」(参考:5年第26回・32回)、
「同訓異字」(参考:5年第9回・25回・31回)、
「対義語・類義語」(参考:5年第18回)、
「四字熟語」(参考:5年第17回・38回)、
「言葉の問題」(参考:『言葉力1200』)
などを参照できます。
●レベルB
漢字の書き取り、漢字の読みは、5年生までの漢字に加えて、6年生のレベルBまでの漢字の中から出題します。
知識問題としては、5年生のテキストに取りあげられた様々な熟語、同音異義語・同訓異字、対義語・類義語、四字熟語を中心に出題します。5年後期から始まる「語句総合問題」をきちんと復習することも大切です。
●レベルA
小学校で習うすべての漢字の書き取りと読みです。知識問題は、様々な熟語、同音異義語・同訓異字、対義語・類義語、四字熟語、入試レベルの和語・漢語・外来語などが出題されます。知識のみではなく、どのような使われかたか、また文脈からの理解をすることも必要です。
★レベルS
テスト1では、小学校で習う漢字を基本として、中学入試で出題されたもの、文脈を追ううえで必要なものをあらゆる角度から出題します。短時間で正確に書いていくことが大切です。
テスト2では、辞書をつかって理解していく問題を出題します。日ごろから辞書をきちんと使ったり、新聞を読んだりするような努力が必要です。
■5.アクセス漢字語彙力判定テストは、どのくらい得点すると、合格できますか?
Q
合格点のめやすを教えてください。
A
テストごとに異なりますが、合格点は70%~80%以上です。まずは、200点満点中140点以上の得点を目指しましょう。
■6.アクセス漢字語彙力判定テストは、ふだんの勉強にどんなふうに役立つの?
Q
アクセス漢字語彙力判定テストは、ふだんの勉強にどんなふうに役立つんですか?
A
中学受験にむけた、「自分をふり返る勉強」に役立ちます。
□三ヶ月をまとめる総復習
「おぼえる勉強」には、前に学んだことを定期的にほりおこす作業が必要です。
アクセス漢字語彙力判定は、5月、9月、12月と、受験の時期をのぞいておよそ3ヶ月ごとに行われます。その3ヶ月の総まとめをテストをきっかけに行うというわけです。
□「まとめる技術」を身につける
まとめる勉強には技術が必要です。そのために準備をすることを二つあげましょう。
① アクセス漢字学習シートの活用
みなさんが漢字辞典で調べた「アクセス漢字学習シート」は、きちんと保存してありますか。
「漢字学習シート」は、漢字の意味、意味ごとの熟語、部首や画数・筆順を確認するのに役立ちます。新しく気づいたことを書きこむのもいいですね。
② テキストの語句問題のリフィルを一つにまとめる。
テキストの「漢字問題」、「語句問題」、それに5年後期からは「語句総合問題」をそれぞれの回から取りはずして、一つのファイルにまとめます。 前の学年のものなら、「もくじ」もコピーして、まとめます。
それだけで、「復習用 漢字・語句知識問題集」ができあがります。
□ 一歩先の技術「ノート」の活用
勉強をするうえでの最大の武器はやはり「ノート」です。
単純に、問題を解いて答え合わせだけではなく、できなかったところや、先生が授業中に話したポイントをきちんと見直せるように、ふだんから整理したいですね。
■7.アクセス漢字語彙力判定テストにチャレンジ!(レベルF・C・A 一部抜粋)
アクセス漢字語彙力判定テストでは、どんな問題が出題されるのか、ここではその一部分を公開します。
○レベルF
書きとり
1 エイコウはきみの手に。
2 悪い点をアラタメル。
3 ガイチュウをたいじする。
4 ヒキこもごも。
5 ヨウキュウする。
6 ウメぼしをたべる。すっぱかった。
7 発言する時にはキョシュをするように。
8 上野のハクブツカンに行こう。
9 なにかホウホウはないか。
10 子どもをアイする。
語句知識
次の1~3のそれぞれの( ア )と( イ )には同じ部首の漢字が入ります。
それぞれの共通する部首を持つ漢字を答えなさい。
1 先生に手( ア )を書く。
( イ )習ではうまくできたのに...本番では...
2 本を( ア )かんして読む。
東( イ )のおじいちゃんの家に行く。
3 ( ア )も葉もないうわさ。
電車が鉄( イ )をわたっている。
◎レベルC
書きとり
1 ごコウイにかんしゃします。
2 ごこういにカンシャします。
3 畑にヒリョウをまく。
4 1185年、源頼朝は全国にシュゴ・地頭をおいた。
5 国算社理のソウゴウ問題を解く。
6 その場所には、新しいビルがケンチクされている。
7 小説をムチュウになって読む。
8 老夫婦がケイエイするくだもの屋。
9 今、何をすればいいのかをハンダンする。
10 集めたプリントをショクインシツに届ける。
語句知識
次の1~5の□に漢字一字をおぎなって、四字熟語を完成させなさい。
1 実朝の死後、将軍の位は有□□実化した。
2 我田□□のふるまいは、多くの人にうらまれる。
3 彼女は□刀□入にたずねた。
4 人々は異□同□に反対意見をのべた。
5 あまり考えずに□□雷同する人が多い。
●レベルA
書きとり
1 女子サッカー日本代表は強豪相手にフンセンした。
2 知事が被災地をシサツする。
3 交通イジのための寄付をつのる。
4 野口英世はイコクで死んだ。
5 ふとんをアッシュクしてかたづける。
6 母のどじはマイキョにいとまがない。
7 誘拐事件の報道に新聞の一面全部をサク。
8 脳死者からのゾウキいしょくが行われる。
9 脳死者からのぞうきイショクが行われる。
10 兄はきげんが悪いから、気にサワルことを言わないようにしよう。
語句知識
以下の1~5の意味を持つ四字熟語を後の【語群】から選び、それぞれ漢字で書きなさい。
なお、【語群】の中のことばには、つかわないものもあります。
1 すべてのひとびと。
2 もうけとそん。
3 あれこれいわず、なすべきことをなすこと。
4 あちこちけんぶつしてまわること。
5 ひとをだますしゅだん。
┌──────────────────────┐
│【語群】 │
│ テキザイテキショ ロウニャクナンニョ │
│ ヒンコウホウセイ リガイトクシツ │
│ フゲンジッコウ ゼッタイゼツメイ │
│ ユウゲンジッコウ キシカイセイ │
│ ガデンインスイ テレンテクダ │
│ モノミユサン センペンバンカ │
└──────────────────────┘
(解答)
○レベルF
書きとり
1 栄光 2 改める 3 害虫 4 悲喜 5 要求
6 梅 7 挙手 8 博物館 9 方法 10 愛
語句知識
1 ア 紙 イ 練 2 ア 交 イ 京 3 ア 根 イ 橋
◎レベルC
書きとり
1 厚意 2 感謝 3 肥料 4 守護 5 総合
6 建築 7 夢中 8 経営 9 判断 10 職員室
語句知識
1 有名無実 2 我田引水 3 単刀直入
4 異口同音 5 付和雷同
●レベルA
書きとり
1 奮戦 2 視察 3 遺児 4 異国 5 圧縮
6 枚挙 7 割く 8 臓器 9 移植 10 障る
語句知識
1 老若男女 2 利害得失 3 不言実行
4 物見遊山 5 手練手管