社会

皇室の名宝 2期

 上野の東京国立博物館で、御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」の2期の展覧が始まりました。
今回のおすすめは、アクセス歴史資料集にも掲載されている「聖徳太子像(しょうとくたいしぞう)」と、「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」です。

 「聖徳太子像」(アクセス資料集28ページ)、くちびるの赤の色なども鮮明で、生前の聖徳太子に思いをはせることが出来ます。また、その横には、聖徳太子が書いたお経も展示されており、これは、現存する最古の肉筆の遺品だそうです。

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 「蒙古襲来絵詞」(アクセス資料集57ページ)は、鎌倉幕府の御家人であった竹崎季長(たけざきすえなが)が、元寇の時の戦いのすさまじさや、自分たち御家人の働きを幕府に認めさせ、恩賞を得るために描かせた絵巻物です。それだけに、「てつはう」と呼ばれた火薬の武器が破裂する様子や、馬から吹き出す血しぶきが、生々しく描かれています。

 これらの他に、空海や、紀貫之などの直筆の書なども展示されています。日本の歴史を物語る絵画や書物を、直接、自分の眼で確かめてみてください。

 会期は、11月12日(木)~11月29日(日)です。

皇室の名宝

 東京国立博物館で、天皇陛下御即位20年を記念して、展覧会、「皇室の名宝」が開かれています。皇室に伝わる御物や、宮内庁所蔵の品が、2つの会期に分かれて公開されます。1期は江戸時代から明治時代までの絵画と工芸品が中心、2期は古代から江戸時代までの考古、絵画、書跡、工芸品となっています。

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 現在は1期の会期中で、必見は、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」と、狩野永徳(かのうえいとく)の「唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)」です。

 さまざまな動物(鳥、魚介類、昆虫など)や植物を全30幅(掛け軸30本)に描いた、伊藤若冲の「動植綵絵」。30幅全部が一同に公開されるのは大変珍しく、画面(掛け軸)いっぱいに描かれた、さまざまな動植物は、観る者をおどろかせます。小中学生向けに、絵の中から何かを探し出す企画もありますから、じっくりその絵をながめてみてください。

 狩野永徳の「唐獅子図屏風」ですが、安土桃山時代の作品で、桃山文化を代表する作品の1として、アクセスの歴史資料集にも写真が掲載されています(81頁)。屏風が大変大きなものであり、その力強い筆づかいとともに、観る者を圧倒する作品です。豊臣秀吉の依頼で描かれたともいわれており、この絵を背景に秀吉が座り、諸大名がひれ伏す姿など、想像力がふくらみます。「雄大で豪華」とされる桃山文化、その雄大さをぜひ体感してみてください。

 会期は、1期が、11月3日まで、2期が11月12日(木)~11月29日(日)です。

阿修羅展

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上野の東京国立博物館で「阿修羅展」が開催されています。期間は、6月7日(日)まで(休館は月曜日)です。

 奈良の興福寺では、通常、壁面にガラスケースの中で展示されていますが、本展覧会では、ガラスケース無しの露出展示で、しかも、360度、前や横はもちろん、真後ろまでも見ることが出来て、お勧めです。

 40分以上、待ち時間がある場合もあり、なかなか忍耐がいります。がんばって並んで、最初の展示室に入ると、そこがまた大変な混雑ですが、そこには、和同開珎(708年に作られた貨幣)も展示されています。混雑に負けなければ、歴史のテキストに出ている物を、間近に見られます。

阿修羅像を含めた八部衆の像など、天平文化をぜひ、この眼で確かめてみましょう!

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